幾多の武将を恐れさせた『井伊の赤備え』をまとった観光船が就航!
江戸時代に近江国(現在の滋賀県)彦根藩を治めた井伊家は、幕末の大老・井伊直弼を輩出するなど徳川幕府における譜代大名の中でも筆頭格とされていました。
戦の際に井伊家は赤色の甲冑(かっちゅう)を身にまとっており、勇猛果敢なその姿は『井伊の赤備え』として他の武将から大変恐れられました。
また、初代藩主・井伊直政は2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の主人公である井伊直虎に育てられたとされています。
これらにあやかり、オーミマリンでは従来の『第5わかあゆ』を大幅にリニューアルし『赤備え船~直政~』として運航することになりました。
『井伊の赤備え』をイメージした赤色をベースに、船体底部は黒色で塗装しています。
船体には、○印の中に橘を描いた井伊家の家紋である『彦根橘』や旗印として使われていた『井桁』をあしらっています。
船体左の彦根橘
船体正面の彦根橘と井桁
船体右の井桁
座席は黒を基調としており、船体後方には船名『直政』の文字もあります。
1階室内の座席
2階デッキの座席
船体後方の左右にある『直政』の文字