台湾鉄路×近江鉄道 姉妹駅協定に関する取り組みについて

2015年3月14日に締結された国営台湾鉄路株式会社(台鉄)と 西武ホールディングスとの「包括的事業連携に関する友好協定」、および西武鉄道との「姉妹鉄道協定」締結から5周年を迎えたことを記念し、台湾鉄路・萬華(ワンファー)駅と近江鉄道・多賀大社前駅との間で、2020年11月4日に姉妹駅協定を締結しました。

台湾鉄路について

会社名:国営台湾鉄路株式会社(こくえいたいわんてつろかぶしきがいしゃ) 営業キロ:1065.0km 駅数:242駅 車両数:客車2973両・貨物車1491両・機関車245両 支線:深澳線(しんおうせん)、平渓線(へいけいせん)、内湾線(ないわんせん)、集集線(しゅうしゅうせん)、六家線(ろっかせん)、沙崙線(さろんせん) 台湾本島をぐるりと一周する鉄道。各地に支線があり、観光や地域交通を担っています。 自強号(じきょうごう:日本における特急)、莒光号(きょこうごう:日本における急行)、区間快車(くかんかいしゃ:日本における各駅停車+一部快速)、 区間車(くかんしゃ:日本における各駅停車)を運行しています。

2020年

11月  姉妹駅協定締結締結 2020年は、コロナ禍により人の行き来は難しかったものの、日台双方で式典が執り行われました。 日本側の多賀大社前駅では、同年11月3日に締結記念式典を実施し、駅舎内に締結記念モニュメントを設置しました。 翌4日は、台鉄側の萬華駅でも式典が行われました。 締結以降、同じく協定を有する西武鉄道・伊豆箱根鉄道とともに様々な取り組みを行ってきました。 💡同じく西武グループである、伊豆箱根鉄道においても『伊豆長岡駅』と台湾鉄路の『礁渓駅』との間で姉妹駅協定を締結しました。

2021年

11月  姉妹駅協定締結1周年 ・近江鉄道ミュージアムにて第1回記念企画展実施 ・台湾鉄路 萬華駅にて記念式典実施 💡2021年度の弁当節はコロナ禍で中止となりましたが、姉妹駅協定締結1周年を記念し、台北駅にて滋賀名産の鴨をテーマにした弁当を限定販売しました。 ★弁当節とは★ 台湾では駅弁が人気を博しており、日本でいう「駅弁大会」のような催しとして「弁当節」と呼ばれるイベントが年に1度開かれています。 なお、「弁当節」では西武グループとして西武鉄道・伊豆箱根鉄道・近江鉄道の3社も揃って出展しております。

2022年

11月  姉妹駅協定締結2周年 ・近江鉄道ミュージアムにて第2回記念企画展実施 ・台湾鉄路 萬華駅にて記念式典実施 ・第7回弁当節 (台北駅) 💡コロナ禍で往来が制限されていたため、現地スタッフが近江牛をテーマにした弁当を販売しました。

2023年

6月 ・第8回弁当節 (台北駅)参加 💡当社社員が初めて弁当節に参加し、近江牛をテーマにした弁当を販売しました。 ・台湾鉄路 萬華駅 表敬訪問 💡姉妹駅協定締結後、初となる対面での交流が実現しました 11月  姉妹駅協定締結3周年

2024年

6月 ・台鉄主催第9回弁当節(台北駅)参加 💡前年に続いて当社社員が参加し、近江牛をテーマにした弁当を販売しました。 11月  姉妹駅協定締結4周年 ・近江鉄道ミュージアムにて第3回記念企画展実施 ・台湾鉄路 萬華駅にて記念式典実施 💡台湾鉄路沿線の子どもたちによる駅長がちゃこんのぬりえ作品が台鉄での式典でお披露目されました。 💡台湾鉄路から記念品(マグカップ)が送られ、現在も近江鉄道ミュージアムにて展示しています。

2025年

3月 台湾鉄路が近江鉄道を訪問 💡国営台湾鉄路株式会社一行が訪日。初めて近江鉄道を訪れ、姉妹駅である多賀大社前駅および多賀大社を中心に巡りました。 10月 多賀大社前駅にて台湾茶体験イベントを実施 💡台湾茶・中国茶のスペシャリストである前田久美子先生をお招きし、22名の方に台湾茶とお菓子を楽しんでいただきました。   滋賀県甲賀市の朝宮茶との飲み比べも実施いたしました。 11月 姉妹駅協定締結5周年 5周年を記念し、11月10日に 多賀大社前駅で記念式典を実施するほか、下記の企画を実施いたします。 ・多賀大社前駅 台湾風装飾 ・900形あかね号 台湾風装飾および記念ヘッドマーク掲出 ・近江鉄道ミュージアム 記念入場券配布(500枚限定)