国立大学法人滋賀大学と当社は、鉄道・バス・観光分野における地域活性化の取り組みを進めるため、連携及び協力に関する協定を締結し、2025年5月23日に滋賀県庁で協定締結式発表会を開催しました。
近江鉄道線は明治31年(1898年)に彦根~愛知川間(12.1km)の開業以来、沿線地域と共に歩んできました。 また、滋賀大学経済学部は彦根高等商業学校を母体として、彦根や周辺地域の支援を受け、大正12年(1923年)に開校、平成29年(2017年)には、日本初のデータサイエンス学部を開設して、国内屈指のデータサイエンス教育研究を推進しています。 このたびの協定は、地域において100年を超える歴史を有する両者が協力し、公共交通を更に活用して、観光分野など沿線地域の活性化を図ることを目的とするものです。
(1)鉄道・バス・観光事業についての調査研究 (2)鉄道・バス・観光分野のコンテンツ開発 (3)鉄道・バス・観光分野における人材の育成 (4)その他、協議により必要と認める事項
(1)経済学部による近江鉄道の乗車利用の調査研究 (2)データサイエンス学部による近江鉄道のデータ分析のアドバイスと分析 (3)訪日観光客の利用増加のための調査 令和7年度は研究調査が主な活動となりますが、今後は、乗車客の増加や沿線地域の活性化に向けた具体的な提案や活動も展開していく予定です。